東京大学 羽藤研究グループ > 講座 > 2024 > 行動モデル夏の学校2024 > 当日のまとめ
第23回行動モデル夏の学校2024は、対面形式を基本としながらzoomを併用したハイブリッド形式にて、2024年9月11~13日にかけて行われました。 基調講義 Keynote lectures / 若手発表 Young researcher lecture / 招待講義 Invited lecture / 英語セッション English Session / BinN Awards Ceremony / 演習 Group work / 表彰 Award |
基調講義 Keynote Lecture
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佐々木邦明(早稲田大) |
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柳沼秀樹(東京理科大) |
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井料隆雅(東北大) |
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中西航(金沢大) |
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若手発表 Young Researcher Lecture
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小川大智(東京大) |
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招待講義 Invited Lecture
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毛利雄一(IBS) |
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英語セッション English Session
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Jana Arnab (Associate Professor, IITB) |
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Giancarlos Troncoso Parady (Associate Professor, UTokyo) |
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浦田淳司(筑波大) |
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原祐輔(東北大) |
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Kenan Zhang (Assistant Professor, EPFL) |
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BinN Awards Ceremony
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力石真(広島大学) |
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演習 Group work
課題:プローブパーソンデータを用いた行動モデル推定
プローブパーソンデータ(ロケーションデータ、ウェブダイアリー)・土地利用データ・交通ネットワークデータを用いて、離散選択モデルをはじめとした行動モデルの構築と推定をグループごとに行い、成果を発表しました。
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01.個人チーム Joint A pdf 発表概要:空間的異質性を考慮した上で、ワクチン接種有無が公共交通選択するかどうかに影響があるかを調べた。ワクチンの効果は場所の混雑度合いによって変化すると考え、空間で階層分けをする空間階層ベイズを採用した。夜間人口が少ない二つのグループに比べ、夜間人口が最も多い地域では、ワクチン接種が公共交通選択確率を5%だけ正に増やすことが分かった。ワクチンが有限である場合に、人口が多い地域に配分することは、感染リスクの観点だけでなく、交通選択の観点からも正当化できることが分かった。今後はワクチンを人口密度の高い地域に振り分けるために、人口が少ないグループがいくらお金を貰えれば公平だと考えるのかという配分(コア配分)を見つけたいと考えている。
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02.University of Central Punjab (UCP) pdf Summary:The presentation titled "Modeling Mode Choice Sensitivities: Analyzing the Influence of Transport Attributes on Ridership Using Multinomial Logit Model" examines how transportation attributes affect ridership choices across different modes. The team estimated parameters using MNL models to assess mode sensitivity and understand the effects of altering public transport attributes like fare and time. Data from Shibuya and Ojima regions were analyzed, and policy implications were drawn, such as how reducing train fares influences ridership shifts across modes like bus, car, and walk.
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03.IIT Bombay (IITB) pdf Summary:The study aims to assess travel behavior for work-related trips by analyzing the spatio-temporal variation of trip purposes and validating these observations through activity-based modeling. A detailed analysis is conducted on mode choice preferences for work trips, with particular focus on how trip attributes influence car ownership. Two distinct models are developed: one treating car ownership as an independent variable, and the other as a dependent variable, minimizing the risk of endogeneity. Key findings reveal a post-COVID-19 increase in telecommuting, a significant promotion of active mobility through reduced walking times, and the necessity of shorter train travel times to improve public transit ridership.
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04.愛媛大学 Ehime Univ. pdf 発表概要:
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05.広島大学 Hiroshima Univ. pdf 発表概要:
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06.金沢大学 Kanazawa Univ. pdf 発表概要:歩行者が交差点間の対角の位置に向かうときには,先に横断歩道を渡るのか,後で横断歩道を渡るのかという2択が存在する.我々はこの2択に着目して,二項ロジットモデルを構築した.変数には"日陰率"を導入し,歩行者は日陰が多い歩道を選びやすくなるのではないかという仮説のもとモデルを構築した.その結果,日陰率が有意に正の影響を与えており,歩行者がより日陰の多い歩道を選択している可能性が示唆された.
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07.東北大学 Tohoku Univ. pdf 発表概要:観光行動調査結果から,制約時間の中で複数の観光地への時間配分を行うMDCEVモデルを構築し,観光客や観光地点の属性と観光行動の関係を調べた.特に観光目的が対象の観光地への滞在時間にどのように影響するのかについてモデル化を試みたが,MDCEVモデルで時間配分の変化を見るためにはシミュレーションベースの手法が必要であり,政策分析までは行えなかった.
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08.熊本大学 Kumamoto Univ. pdf 発表概要:近年若者を中心に外出率が低下していることに注目し,豊洲PPデータを用いて,通勤距離や活動時間など平日の行動が,休日の購買行動に与える影響について分析を行いました.
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09.名古屋大学 Nagoya Univ. pdf 発表概要:この発表では、松山市中心市街地で頻発する交通渋滞の問題を分析し、迂回率を定量的に評価しました。そして、線形回帰モデルを用いて、迂回に影響を与える要因を明確化し、特定の属性や行動パターンが渋滞回避にどのように関与しているかを解明しました。最後に、駐車場の整備やロードプライシングなどの政策提言を行い、渋滞を緩和するための具体的な解決策を提示しました。
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10.山梨大学 Univ. of Yamanashi pdf 発表概要:
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11.筑波大学 Univ. of Tsukuba pdf 発表概要:松山市中心部における都市整備が行動手段選択に与える影響の分析を行いました。空間への印象コメントと位置情報をもつデータの自然言語分析をMecabにより行い、コメントのポジティブ・ネガティブ判定を行いました。その判定を道路リンクと結びつけ、交通手段選択に与える影響を明らかにしました。
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12.芝浦工業大学A Shibaura Inst. of Technology A pdf 発表概要:近年、市民の健康促進を目的とした、歩行ポイント事業が多くの自治体で導入されている。そこで本分析において、住民の健康を促進するため,歩数に応じたポイントを付与し,その効果を分析することを目的とする。モデルはOD間移動距離を連続量として、交通モードを配分する離散連続モデルを用いた.政策としては、歩数に応じた歩行ポイントを付与した場合のモード配分割合の変化を分析し,ポイント付与により、歩行距離が増加したことがわかった.
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13.芝浦工業大学B Shibaura Inst. of Technology B pdf 発表概要:
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14.東京海洋大学 Tokyo Univ. of Marine Science and Technology pdf 発表概要:
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15.東京工業大学 Tokyo Inst. of Technology pdf 発表概要:江東区が目指す「コミュニティサイクル利用者増加による環境負荷低減と周遊性の向上」のための政策を分析した.分析においてはシェアサイクルのポートに着目し,ポアソン分布とネステッドロジットモデルを用いた.その結果,現在存在するポートを十分な容量に拡張することでシェアサイクル利用数が1.4倍に増加することが予測できた.
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16.東京理科大学 Tokyo Univ. of Science pdf 発表概要:暑い夏が続く昨今、徒歩で移動する際に日陰を積極的に選んで歩くことも多いと思います。そこで私たちは、豊洲地区を対象に日陰の有無を取り入れた経路選択モデルを構築しました。日陰の有無に関しては、デジタルツインの技術を使って実際に描画することで、モデルに取り入れる変数を作成しました。
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17.早稲田大学A Waseda Univ. A pdf 発表概要:
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18.早稲田大学B Waseda Univ. B pdf 発表概要:
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19.早稲田大学C Waseda Univ. C pdf 発表概要:
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20.東大交通研A The Univ. Tokyo BiN Lab. A pdf 発表概要:
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21.東大交通研B The Univ. Tokyo BiN Lab. B pdf 発表概要:
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22.東大次世代インフラシステム研 The Univ. Tokyo LIIS Lab. pdf 発表概要:混雑課金制度そのものの特性に着目し、異なる社会属性を持つ人々の不利益の評価というテーマのもと、与えられた豊洲のデータをもとにケーススタディとして分析しました。
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表彰 Award
行動モデル夏の学校には例年、数理的にモデリングをつめられていたグループには、故・上田孝行先生にちなんだ香住賞が、行動分析によって興味深いfact findingを実現したグループには、故・北村隆一先生にちなんだDavis賞が送られます。今年度の受賞チームは以下の通りです。
香住賞:東京理科大
Davis賞:
総合1位:筑波大