プログラム Program
概要 Summary
行動モデル夏の学校は,行動モデルの基礎と研究・実務への応用に関する専門知識の修得を目的に2002年から開催してきたものです. 2~3日間の合宿形式で選択理論の基礎となる行動モデルについて,講義と演習を通じて修得することを目的としています. 今回で第13回目を迎え,参加大学は名古屋大学,山梨大学,愛媛大学,東京工業大学,芝浦工業大学,東京海洋大学,広島大学,神戸大学,金沢大学,熊本大学,東京大学と全国に渡っています. 今年も全国の土木・都市・建築系の学生のみなさんを対象に9/27-9/28に東京大学本郷キャンパスで開催します.
行動モデル夏の学校では,この分野で精力的に研究を進めている第一線の研究者による講義により,確率的意思決定モデルの基礎から実践的なパラメータ推定とシミュレーションスタディの方法を学びます. 都市計画や交通計画,土木計画における立地選択,目的地選択,経路選択,交通手段選択などの様々な需要予測の中での位置づけと事例紹介を行ったうえで, 道路空間の再配分や観光,中心市街地再生,マーケティングなどへの応用と,プローブパーソン調査などの新たな行動調査とデータプラットフォーム手法についての最新事例を2日間で学びます. 併せてグループワークによるプログラミング演習とモデリングの発表会を実施し,演習による知識の活用を通じて,行動モデルの基礎の修得をはかります. 授業の後には,講師陣を交えた参加者同士の交流会も予定されており,例年同じテーマを研究する全国の学生の間でも知的な刺激を与えあっています.
講師 Teachers
イスラエル工科大学 Shlomo Bekhor
東京大学 羽藤英二
山梨大学 佐々木邦明
名古屋大学 山本俊行
神戸大学 井料隆雅
東京工業大学 福田大輔
熊本大学 円山琢也
愛媛大学 倉内慎也
東京大学 柳沼秀樹
広島大学 力石真
申し込み先 Application
1.お名前,2.御所属,3.学年,4.ご連絡先,5.行動モデルの学習経験をご記入の上,9/14までに下記までご連絡ください.
森部 伸一 seminar[at]bin.t.u-tokyo.ac.jp
([at]を@に変えて送信してください.)
参加費:1500円 (テキスト代含む,懇親会費・宿泊費別)
※講義のみの参加,演習のみの参加の場合も,教材代として参加費はいただきます.
参加者の方へ For Participants
受付は9/27(土)10:00~10:30に,工学部1号館15番教室にて行います.参加費をご用意の上,お越し下さい.
事前資料を配付しております.事前資料はこちら(パスワードが必要です)
過去の行動モデル夏の学校のまとめ Past Schools' Reports
過去の様子をまとめてあります.参考にして下さい.
第7回(2008年9月20日~21日・10月25日~26日開催)
日程(予定) Schedule(Tentative)
9/27 (土) @東京大学本郷キャンパス工学部1号館13番/14番/15番教室
10:00-10:30 | 受付 | |
---|---|---|
10:30-12:00 | 基調講義 Keynote Lecture (The 2nd International BinN Seminar) | |
Stability analysis of activity-based models:case study of the Tel Aviv transportation model | Shlomo Bekhor(イスラエル工科大学) | |
12:00-13:00 | 昼食(各自) | |
13:00-16:30 | 講義 Lecture | |
ガイダンス | 羽藤英二(東京大) | |
講義1 行動モデルの基礎理論と応用事例 (80分) | 倉内慎也(愛媛大)/佐々木邦明(山梨大)/ 柳沼秀樹(東京大)/山本俊行(名古屋大) | |
休憩(15分) | ||
講義2 ネットワーク理論と行動モデル (90分) | 井料隆雅(神戸大)/福田大輔(東工大)/ 円山琢也(熊本大) | |
16:30-18:00 | 事前課題発表 | |
※事前に課題を行った班はここで3分間の発表を行います | ||
18:00-19:00 | ウェルカムパーティー/研究室紹介 | |
※軽食を用意しております. | ||
19:00- | グループ演習 講師陣によるエスキス |
9/28 (日) @東京大学本郷キャンパス工学部1号館13番/14番/15番教室
09:00-11:45 | グループ演習 講師陣によるエスキス | |
---|---|---|
11:45-12:30 | 昼食(各自) | |
12:30-14:00 | 若手研究者セッション Early Bird Session (The 2nd International BinN Seminar) | |
Transportation system monitoring method by using probe vehicles that observe other vehicles | Toru Seo (Tokyo Tech) | |
The built environment-travel behavior connection: A propensity score approach under a continuous treatment regime | Giancarlos TRONCOSO (The University of Tokyo) | |
Departure time choice modelling for evacuation including a household interaction | Junji URATA (The University of Tokyo) | |
14:15-17:00 | 演習発表 | |
都心回遊行動データを使ったモデル推定結果発表(発表7分・質疑3分) | ||
17:00-17:30 | グループごとの記念撮影 | |
17:30-18:00 | 閉会式 | |
終了後,懇親会を予定しております. |
ハッシュタグ(#binss2014)をご利用下さい.
行動モデル夏の学校2014のアカウントはこちら(@binss2014)
宿泊施設案内 Accomodation
宿泊施設は以下がお薦めです.これ以外にも本郷周辺には宿泊施設がありますので,適宜ご予約ください.
■フォーレスト本郷
(教員,学生とも割り引きがききます,徒歩3分)
■旅館 太栄館
(徒歩4分)
■鳳明館
(徒歩5分)
■ホテル機山館
(徒歩8分)
■東横INN後楽園文京区役所前
(徒歩11分)