まとめサイト

当日の様子をこちらのサイトにまとめました。ご覧ください。

概要

行動モデル夏の学校は,名古屋大学,山梨大学,愛媛大学,東京工業大学,芝浦工業大学,東京海洋大学,東京大学の合同で,行動モデルの基礎と研究・実務への応用に関する専門知識の修得を目的に2002年から開催してきたものです.今回第6回を迎えるにあたり,カリキュラムのみなおしを行い,全国の土木・都市・建築系の学生のみなさんを対象に9/20-9/21に東京大学本郷キャンパスで開催します.

夏の学校では,この分野で精力的に研究を進めている第一線の研究者による講義により,確率的意思決定モデルの基礎から実践的なパラメータ推定とシミュレーションスタディの方法を学びます.都市計画や交通計画,土木計画における立地選択,目的地選択,経路選択などの様々な需要予測の中での位置づけと事例紹介を行ったうえで,ITSや観光,中心市街地活性化,マーケティングなどへの応用と,プローブパーソン調査などの新たな行動調査手法について最新事例を2日間で学びます.グループワークによるプログラミング演習とモデリングの発表会を実施し,演習による知識の活用を通じて,行動モデルの基礎の修得をはかります.授業のあとには,先生も交えた参加者同士の交流会も用意されています.全国の学生のみなさん,若手研究者のみなさんもお気軽にご参加ください.

参加者の方へ

参加される方は,こちらから事前資料をダウンロードし,当日印刷してご持参ください.

お願い

  1. 演習はノートPCを持参している人を基本に実施することになります.
  2. それ以外の人は,ノートPCを持ってきている人とチームを組みます.
  3. チームわけは当日のノートPC持参者の数を踏まえて事務局が実施します.
  4. 事前にライセンス購入済みのGUASSか,フリーの統計パッケージであるRを自分のPCにインストールしておいてください.
  5. Rのインストール方法と事前知識ついては以下のURL参照してください.
    http://www.okada.jp.org/RWiki/
  6. 演習で利用するデータと演習課題については以下のURLからダウンロードした上で時間のある人は事前に目を通しておいてください.
    http://bin.t.u-tokyo.ac.jp/~hato/Summer_School_BinN2007/2007_Summer_School_BinN_2.zip
  7. 演習課題,GAUSSとRの使い方については夏の学校当日にパワーポイントでもう少しわかりやすい資料を事務局で用意するつもりです.
  8. 会場では無線LANが用意されています.当日でもデータやソフトウエアのダウンロードは可能です.

会場

東京大学 工学部14号館 141番教室
アクセス地図:http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/map01_02_j.html
建物地図:http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_04_15_j.html


拡大地図を表示

日時

2007年9月20日(木)から21日(金)

参加費

2日分の食費として5,000円を徴収させて頂きます.

宿泊施設

(以下の宿泊施設がお薦めです,適宜ご予約ください)

フォーレスト本郷(教員,学生とも割り引きがききます,徒歩3分)
http://www.forest-hongo.com/

森川旅館別館(安いです,徒歩5分)
http://www.jalan.net/jalan/jweb/yado/YADS_354684.HTML

プログラム

1日目(9月20日)

10:00-10:30受付
10:30-11:00ガイダンス 羽藤英二(東京大学)
11:00-12:00基調講演  兵藤哲朗(東京海洋大学)
12:00-13:00昼食(研究室紹介)
13:00-13:50講義1 効用最大化理論と確率的意思決定モデル 倉内慎也(愛媛大学)
14:00-14:50講義2 パラメータ推定のテクニック 佐々木邦明(山梨大学)
14:50-15:00休憩
15:00-18:00演習1 コンピュータ演習 牛尾龍太郎(愛媛大学M1)
GAUSS/Rのサンプルプログラムの説明
各人データ分析
モデルの選択とパラメータ推定
18:00-19:00中間発表
19:00-立食(交流会)

2日目(9月21日)

08:30-10:00演習2 グループごとにデータ分析・パラメータ推定(プログラムの提出)
10:00-12:00演習3 発表準備 (途中昼食,講師陣によるプログラチェック)
12:00-13:00昼食
13:00-14:30博士コースセッション
講演1 交通エコポイント制度のサービスレベルと評価意識構造に関する分析 佐藤仁美(名古屋大学D2)
講演2 ゲーム論的交通均衡モデルとパラメータ推定手法 柳沼秀樹(東京工業大学D1)
講演3 ITSにおけるプローブカーデータを活用した統合型交通情報提供システムの開発 薄井智貴(名古屋大学D3)
14:30-15:20講義3 異質性と動学化へのアプローチ 山本俊行(名古屋大)
15:30-17:00プレゼンテーション&質疑
17:00-18:00講評・表彰・交流会