プログラム Program
概要 Summary
行動モデル夏の学校は,行動モデルの基礎と研究・実務への応用に関する専門知識の修得を目的に2002年から開催してきたものです.2~3日間の合宿形式で選択理論の基礎となる行動モデルについて,講義と演習を通じて修得することを目的としています.今回で第11回目を迎え,参加大学は名古屋大学,山梨大学,愛媛大学,東京工業大学,芝浦工業大学,東京海洋大学,広島大学,東京大学と全国に渡っています.今年も全国の土木・都市・建築系の学生のみなさんを対象に10/26-10/28に東京大学本郷キャンパスで開催します.
行動モデル夏の学校では,この分野で精力的に研究を進めている第一線の研究者による講義により,確率的意思決定モデルの基礎から実践的なパラメータ推定とシミュレーションスタディの方法を学びます.都市計画や交通計画,土木計画における立地選択,目的地選択,経路選択,交通手段選択などの様々な需要予測の中での位置づけと事例紹介を行ったうえで,道路空間の再配分や観光、中心市街地再生,マーケティングなどへの応用と,プローブパーソン調査などの新たな行動調査とデータプラットフォーム手法についての最新事例を3日間で学びます.併せてグループワークによるプログラミング演習とモデリングの発表会を実施し,演習による知識の活用を通じて,行動モデルの基礎の修得をはかります.授業の後には,講師陣を交えた参加者同士の交流会も予定されており,例年同じテーマを研究する全国の学生の間でも知的な刺激を与えあっています.全国各地から行動モデル的アプローチにより今日的な公共政策問題に切り込んでいこうとする学生諸君,若手研究者の皆さんの参加を,私たちはお待ちしています.
講師 Teachers
アイントホーフェン工科大学 Harry Timmermans 教授
東京大学 羽藤 英二 教授
山梨大学 佐々木 邦明 教授
名古屋大学 山本 俊行 教授
金沢大学 中山 晶一朗 准教授
神戸大学 井料 隆雅 准教授
熊本大学 円山 琢也 准教授
東京工業大学 福田 大輔 准教授
申し込み先 Application
本年度の行動モデル夏の学校の申込は締め切りました。
1.お名前,2.御所属,3.学年,4.ご連絡先,5.行動モデルの学習経験をご記入の上,下記までご連絡ください.
伊藤 創太 seminar[at]bin.t.u-tokyo.ac.jp
参加費(変更になっています): 1500円(テキスト代含む、懇親会費・宿泊費別)
※講義のみの参加、演習のみの参加の場合も、教材代として参加費はいただきます。
参加者の方へ For Participants
受付は10月26日(金)12時30分~13時に、工学部5号館56教室にて行います。参加費をご用意の上、お越し下さい。
事前資料を配付しております。事前資料はこちら(パスワードが必要です)
班分けが確定しました。こちらからご確認ください。
地域属性のゾーンデータshpファイルの更新版はこちら。
過去の行動モデル夏の学校のまとめ Past Schools' Reports
過去の様子をまとめてあります。参考にして下さい。
第7回(2008年9月20日~21日・10月25日~26日開催)
日程(予定) Schedule(Tentative)
10月26日(金)@東京大学本郷キャンパス工学部5号館56番教室
12:30-13:00 | 受付 |
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13:00-14:00 | 記念講義 アクティビティモデルと行動データの未来 Harry Timmermans(アイントホーフェン工科大) The Future of Activity Model and Behavior Data, Harry Timmermans (Eindhoven University of Technology) |
14:10-15:40 | 博士課程セッション(コーディネーター:福田大輔) Young researcher Sessions (Coordinator: Daisuke Fukuda) |
Impact of Model Uncertainty on Predicted Traffic Flow Volumes in Large-Scale Computational Multi-Agent Simulation Model of Activity-Travel Behavior: Case Study of Rotterdam, The Netherlands, Soora Rasouli, Eindhoven University of Technology | |
Development of The auto human tracking method integrated the pedestrian
behavioral model, Wataru Nakanishi, PhD Student, The University of Tokyo 歩行者行動モデルを用いた自動人物追跡手法の開発 中西航(東京大) | |
Travel-Activity Choice Set Generation within the Discrete-Continuous
Extreme Value Models using Probe Person data, Sachiyo Fukuyama, PhD Student, The University of Tokyo プローブパーソンデータを用いたMDCEVによる移動-活動選択肢集合の生成 福山祥代(東京大) | |
15:30-16:30 | 基礎分析発表 |
16:30-17:50 | 研究室紹介など |
18:00- | 懇親会(東京大学周辺の3店舗で行います) |
10月27日(土)@東京大学本郷キャンパス工学部14号館144番/1号館13番/14番教室
09:00-10:00 | 講義1 行動モデルの基礎理論と推定手法 佐々木邦明(山梨大)/羽藤英二(東京大) |
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10:00-11:00 | 講義2 行動モデルの応用事例 山本俊行(名大)/ 中山晶一朗(金沢大) |
11:15-12:15 | 講義3 ネットワーク上の行動モデルと観測理論 井料隆雅(神戸大)/円山琢也(熊本大) |
12:15-12:45 | 演習課題発表 |
13:00-17:00 | グループ演習・講師陣によるエスキス |
※学内でのキャンパス内全館停電が予定されています。ご注意ください。 | |
18:00- | グループ演習・講師陣によるエスキス |
10月28日(日)@東京大学本郷キャンパス工学部1号館13番/14番/15番教室
9:00-14:00 | グループ演習・講師陣によるエスキス |
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14:00-16:00 | 演習発表 |
16:30-18:00 | 講評と表彰 |
ハッシュタグ(#bmss2012)をご利用下さい。
行動モデル夏の学校2012のアカウントはこちら(@bmss2012)
宿泊施設案内 Accomodation
宿泊施設は以下がお薦めです。これ以外にも本郷周辺には宿泊施設がありますので,適宜ご予約ください.
フォーレスト本郷(教員,学生とも割り引きがききます,徒歩3分)
旅館 太栄館
(徒歩4分)
鳳明館
(徒歩5分)
ホテル機山館
(徒歩8分)
東横INN後楽園文京区役所前
(徒歩11分)
会場案内 Venue
アクセス地図:大きな地図で見る