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横浜低炭素地域づくりフォーラム
〜横浜のモビリティデザインを考える。ゼロカーボンへの挑戦〜

開催日時:2009年10月6日(火)18:00 - 20:30
場所:tvk future café
参加費:2,000円
申込先:東京大学(担当:黒田由佳)
※お名前・電話番号・ご所属をお知らせください
TEL:03-5481-8391
E-mail:
申し込み締め切り:2009年10月1日(木)
詳細:こちらのPDFファイルをご参照ください.
地図:

モビリティデザイン研究会とは

1933年のアテネ憲章において,「暮らす」「働く」「憩う」に加え「移動」が都市の4つの機能として再定義されました.まちを移動によってつなげることで,人と人は出会い,生き生きした街がはじめて生まれます.

ストラスブールやコペンハーゲン,ナントなど,欧州のさまざまな町を見て回ると、魅力的なまちを支えるLRTや自転車,電気自動車などのモビリティの多様性とそれを支えるアーバンデザインは実に見事です.いい都市空間とは,人々によく使われている空間ですし,都市のほとんどの公共空間は移動するために使われます.欧州の都市では移動空間そのものがモビリティの文脈にそって丁寧にデザインされていることに改めて気づかされます.

このような欧州の都市風景は突然出来上がったわけではありません.1970年代のオイルショック以降,フランスにおけるミッテランの地方自治の大改革に代表されるような都市構造の大転換に向けたさまざまな準備が着々と進められてきたことの意味をいまさらながらに思いしらされます.

この研究会では,モビリティについてのよりよい理解を下敷きに,横浜における移動空間とモビリティのデザインについて考えていきます.

 1)横浜におけるエリアマネジメントと空間デザイン
 2)ITS技術を援用したエコモビリティサービスのデザイン
 3)都市空間と移動をつなぐモビリティメディア

について,研究者やデザイナー,プログラマーやNPO,都市政策プランナーや行政担当者の方を交えて,ざっくばらんな議論を展開していきます.クルマが街の中で主役になってから100年が過ぎようとしています.欧州や米国はそれぞれの方法で,この自由闊達なモビリティを町に受け入れ,そして時代にあわせて都市の構造とモビリティそのものをしなやかに変容させながら環境と経済の両立を実現させようとしています.この研究会で,横浜ならではのモビリティデザインを論じてみませんか,皆さんの参加をお待ちしています.

羽藤英二(交通班)