開催概要
愛媛県松山市に位置する道後温泉は、外湯文化の再生に取り込んでいる日本最古の温泉地ですが、地域には道後温泉本館をはじめとする多くの木造建築群を抱えると共に、過去の南海地震では源泉が数か月間止まるなど、中長期的な地域リスクを抱えている地域です。また、一遍上人の寶厳寺が昨年焼け果て、温泉本館の耐震工事にも7年-10年を要することから観光客の足が遠のくことも予想されています。今回の都市計画-設計提案競技では、火災や地震といった道後温泉を取り巻く災害リスクと地域構造の変化を理解したうえで、お遍路さんをはじめ多くの旅人を癒しもてなしてきた外湯文化を育んできた街路や広場といった道後に固有の空間構造にもう一度目を向けることで、道後地区を中心とした移動風景を再生させていくための地域デザインの提案を募集します。
スケジュール
参加申込締切 | 7月21日(月) | 17:00必着 | |
課題説明会 | 7月26日(土) | 9:30-17:30 | 会場:東京大学本郷キャンパス |
現地説明会 | 7月29日(火) | 13:00-16:30 |
会場:松山市道後地区 |
1 次提出 | 9月13日(土) | 17:00必着 | 提出:パネルデータ (PDFデータ) |
発表審査・講評 | 9月19、20日 | 提出:A1パネル2枚、模型 | |
会場:松山市道後地区 |
要求図書
A1パネル×2枚,模型(※当日持込)
応募資格
大学,大学院,高等専門学校及び専門学校に在籍している学生及びU30(2014年4月1日時点で30歳以下)の若手建築家・都市計画課・土木技術者で構成される2名以上のグループを対象とする。ただし,第1回・第2回にグループの代表者1名が少なくとも参加できること。
審査員
[審査員長]
羽藤英二(土木)
[審査員]
青木淳(建築)、窪田亜矢(景観/地域)、後藤春彦(都市計画)、
内藤廣(建築/景観)、藤田香織(建築/構法)、道後温泉旅館協同組合理事長 大木正治
[特別審査員]
松山市長 野志克仁
主催
UDCM(アーバンデザインセンター松山)
東京大学 復興デザイン研究体
愛媛大学 防災情報研究センター アーバンデザイン研究部門
後援
道後温泉旅館協同組合
道後商店街振興組合
道後温泉誇れるまちづくり推進協議会
公益社団法人日本都市計画学会
松山市