まちあるきWS(防災地理部2024)


日程
7/6(土),7/7(日)大洲農業高校,大洲高校
7/9(火)天竜高校
7/21(日)南宇和高校
7/21(日)宇和島東高校

大洲農業高校(7/6),大洲高校(7/7)


地域の歴史や資源を再確認する

観光に力を入れている大洲城の城下町エリアを中心にまち歩きを行いました。 古民家を使ったホテルやカフェが多く、観光客で賑わっていました。 一方で城下町は木造の建物が多かったり幅員の狭い道路が多いことも感じました。 地震が発生した場合には、建物の倒壊や、それによる道路閉塞、また火災が起きる可能性について能登地震の事例も踏まえながら考えました。

天竜高校


地域の現状を探る

2022年に発生した台風15号による被害状況を確認しながら,避難場所と指定されている天竜壬生ホールや地域資源であるグローバル商店街などを探索しました。 災害・復興は社会のトレンドを加速させます。 人口減少,少子高齢化が進行する天竜区の将来像を想像するとともに,大規模災害が発生した際の課題や復興について考えることができました。

南宇和高校


模擬避難を通して避難の課題を探る

浸水が想定される平野部から高台への模擬避難を実施し,避難経路の案内表示や一時避難場所の滞在スペースに課題があることを確認しました. 実際に災害が起こると道路の損傷,車の渋滞などでスムーズに避難できなかったり,天候状況に応じても避難の難しさが変化したりすることが考えられます. 発災直後に自分たちが直面する課題を想像できたことは良い経験になりました.

宇和島東高校


避難から復興までで何が起きるかイメージする

宇和島駅や商店街(きさいやロード)の周辺といった賑わいの拠点から,道の駅(きさいや広場)や漁業施設周辺など海沿いまで歩き,それぞれの場所でどういった問題が起きうるかを考えました. 道路閉塞や橋の崩落により道路が寸断され孤立する可能性や,産業や暮らしの復興をどう優先づけて進めるのが良いかについて議論しました.