小川 ・線形回帰で近似できる ・Sとはなにか 村山 ・Sの定義は3.1に説明、災害後のリンクの状態を表しているバイナリの行列、罹災したか・改修をしたか 小川 ・どこかのリンクが切断されたときの冗長性の失われ方が線形的に近似できるのか 村山 ・実証的に裏付け。理論的な裏付けがあるわけではない ・使っているサンプル災害シナリオを見ると、シナリオに限定的な部分も。より複雑or壊滅的な災害シナリオについては線形的に表せるかはわからない。 大山 ・改修していたら災害時に破損しないことを仮定しているのか→している ・大規模災害と小規模災害が同じ集合に含まれているが、様々な分布がありそう。 ・ 村山 ・曖昧集合の中に定義があるが、頑健性パラメータを ・分布の中身については ・DROを用いる過去にない災害を考慮できる 井料 ・効率的な経路の考え方:近づいては行けない(コストが大きい方にしかいけない)に基づいた冗長性の定義が、最終的な評価にどのように影響を与えるのか 村山 ・遠回りでも堅牢な経路を選択することがあるのでは?ということ ・目的地に近づきたいという、個人の感覚に基づいている 井料 ・計算的に楽だからなのでは? ・この仮定は、現実的に使える評価関数になっているのか 教員陣 ・仮定に関する議論 <グループの議論、slidoの投票> 村山 ・実際の都市に適応できるかどうかが重要。 中澤 ・”φダイバージェンスを考える際に、計算コストは高くなってしまうが、VAEによる潜在変数を考慮した手法も災害という不確定要素が多い場合適応してもいいのでは?と感じた 解釈性は落ちてしまうが、実際の災害では派生的に破壊が伝播する可能性もある。” 羽藤 ・確率分布に活かそうとするときに発想が使えそう 薬師神 ・”効率的な経路数の計算方法がDialだと発展の余地があり、起点から遠ざかるリンクを効率的と定義しているがゆえに、災害時のような細街路を通らず高規格道路を通って大回りするルートが考慮されていないので、それとA*を組み合わせて経路集合とすれば良いのでは?” ・必ずしも効率的な経路が良いわけではない。経路集合に妥当性をもたせることができることができる 松永 ・”須賀さんの研究ぽい” ・たしかになと思った。 カイ ・”「救急車がその消防署の管轄地域のあらゆる場所に派遣できるか」というような町のレベルの政策決定に使用することを想定していたが、国土レベルの制作決定に適用できるか。高速道路や主要国道の損傷を想定すると、例えば車線規制なども考えられ、損傷具合をバイナリ値ではなく連続値に拡張できたらよさそう。” ・拠点との組み合わせ。シナリオを想定することも大事。 小川 ・”ロバストな最適化を考えるなら、DROの災害シナリオ分布が重要。DROの災害シナリオ分布で全ての災害シナリオを考慮してしまうと、常に最も甚大な災害を考慮することになるのでは。災害シナリオとは何かという観点が大事。” ・”災害が起きると必ずその後に復旧・復興がある。冗長性損失が小さくなるように橋を事前に改修するということは災害後のことを考えているとも取れるが、災害後の復旧のことも考えて全体で予算を最適に配分することもできるのでは(たとえば、事前の改修をほどほどにして一定の破壊は許容し、事後に直しやすくするなど)” ・曖昧集合の取り方に依存している。曖昧集合の中で最悪なケースを考える、という方策以外の方策を考えたい。1000年に1回というような災害を考えたときには、これまでの災害履歴の延長ではない、別の方策での最適化が必要 羽藤 ・事前復興では段階的に復旧していくので、発展性がある。 増田 ・”カイ二乗距離で曖昧集合を定義している部分を災害規模で分布を変える,あるいは災害発生の領域知識を使って距離を重み付けすることで同じ枠組みでより一般的な分布を扱える様にできそう.” ・災害の特性によって異なりそう 大橋 ・”災害を祭りみたいなイベントに置き換えて考えてみて、使用不可能になる橋を満車になる駐車場としてみると祭りに備えてどの駐車場を拡大しておくべきかという問題に活用できそう” ・着眼点がいい 村山 ・仮定が多かったので、議論が発展した。 ・