●奥田 はかせチームQ:順序条件がおもしろい.配分のとき,価値の高い順にならべていくと良いかいが得られる.3章のとき,条件付き尤度,としているが,そこで条件を加えるのはなぜか? M1チームQ:なにをそとから条件として与えているのか?尤度関数で推定しているのはtだと思うが,ふぁいを決めているべーたのパラメータとかって,どこから持ってくるのか?スケールパラメータを推定,というのはどういう意味? B4チームQ:6ページのところと25ページのところ.25で,上限を超える予想配分によって場合分けというはなしがあったが,6ページのながれと,何が違う? A:まずB4Qについて.モデルの構造自体を変えている,というのがこの論文でやるべきことだった.配分のとこで,条件をかえるのはよくない,という理解. 近藤:条件を設定しているのに,なぜ上限を超える予想配分が出うる? A:そこはM1の質問と関連している.尤度関数で推定しているのはtではなくて,ここでベータをだしている.実測データをいれて,尤度を最大にするベータを,kごとにつくる. 近藤:KKT条件を定めて,それをさだめたうえでパラメータを推定して,そのもでるで推定したという認識? A:うん. はかせちーむからの質問について. 増田:順序,というものの意味があまり分からなくて,制約として,夕ご飯のあとに朝ごはんがこない,みたいな制約だと認識しているが? 月田:順序条件というのは,優先順位の話だと思った.24ページの,Mを1個ずつ増やしていくってのは,優先順位をもとに何個までできるか,という感じ. A:月田さんのいったような設定にこのモデルにはなっていると思う.並べ替えのようなことをしているので,時間軸に沿ったものを並べ替えるという操作があって,それに対する条件をここで確定. 羽藤:つまり,アクティビティパターンはここで確定しない.本来は順番の生起確率があって,順番をきめるためのルールづけをしていたりする. 浦田:ワーキングペーパーをみると,1がでると2の活動ができない,みたいなのをオーダーとして与えているようにみえる. https://abdulpinjari.weebly.com/uploads/9/6/7/8/9678119/saxena_pinjari_paleti_15april2020.pdf 必須活動と余暇活動のランク付け,みたいなのがこの論文ではやっているか. 羽藤:アクティビティもでるっていうのはすごく難しいが,かなり詳細になってきているように感じる. 目的地選択とかにラベルをはるというのがこっちのモデル.こういうモデルで連続量(速度とか)を離散であらわすんじゃなくて,ちゃんと統計的に時間の分布を保証するってのに意味がある. 浦田:経済系のモデルと離散連続は相性がいい. 羽藤:アクティビティモデルじゃなくても離散連続モデルで記述ができているのはすごい研究.離散なのに連続量をもって選択されるというのはすごい,が,たしかに,という感じ. アクティビティモデルにはまだ届いていないという感じで,なかなか難しさがある.