理論談話会 #4-2 質疑応答 鈴木 closed loopでは何をやっているのか? A.時刻tの値も入力することで急な変化も捉えやすい。ノイズに対して頑健。 倉澤 外乱の具体例は? A.交通制御の問題では、事故で需要が急に変わったなど。 金田 MPCの具体例 A.車両の分布から次のタイムステップでのある地域の車の台数を予測。その後観測データも併せて使って交通制御を行うようなこと。 白井 観測困難なトリップ完了率はどうやって算出しているのか? A.サンプリングして重み付き平均で計算する。 どれくらいの範囲を見ると均質と言えるか? A.横浜市、仙台市ぐらいの範囲を扱っている論文はあった。 小林 p10で観測可能な値は? A.q,R,u。nは計算される。 黛 目的関数のM12,M21が含まれないのはなぜか? A.トリップが地域を跨ぐ部分と跨がない部分に分けられて考えている?地域1から2へのトリップはまず地域1から2へのトリップとしてカウントされた上で、その後地域2から2へのトリップとして数えられる? 金田 prediction modelの微分方程式にuが入っているが? A.前のタイムステップの値を使う。 林 uを離散化して考えるのはなぜ? A.uを連続関数として解くのは無理なので。 小林 MFDの後発の論文はあるか? A.マルチモードのMFD。料金制御などの問題にも。 金田 MPCは微分方程式で綺麗にかけないと時間がかかる? A.非線形最適化の問題を短時間で解く必要があるので、綺麗に定式化するのは大事。サロゲートモデルを使って高速化する手法も考えられる。 小川 制御により地域をまたぐ移動も速くなるのか? A.混雑が緩和されるので、速くなる?