2022/04/08 古市計画では、陸上交通との兼ね合いの話も当然あったはずだが、そこはどうなのか? - そんなに考えていない。陸上交通が前近代と変わらない時代だったため、当時発展しつつあった水上交通に注視した研究とした。市区改正条例移行が考えられていたかどうか。商人たちの立地論とかも読み取れるのかもしれない。 地籍図:海外の地籍図は? - ナポレオン時代。 税金を使って地割を復元する話? - 海外でもやっているが成果はあまり出てない。ヨーロッパだとそもそも建物が現代まで残っているのでモチベがない。あとは碁盤の目じゃないのでむずい。] 住民側の視点として、どういう反応が横浜であったのか。反対運動が激化したことが分かっているのは昭和以降。それ以前はあった可能性が高いがよく分かっていない。 「私財をなげうって波止場を整備」三井三菱みたいな超有名どころなのか、他にもいたのか? - ほかにいた。国の計画が実現する前にやった。考え方としては一種の運動だと思う。横浜のキャパみたいな問題? 歴史を読み解いてみたいなのめちゃくちゃ大変そうだが、現代に生かせるところは。 - 東京と横浜の共生。近視眼的な都市間競争ではない。←現代に通じる所がある。 - 史料編纂したりほ刻したりすること自体に意義がある、歴史学は歴史学として屹立してほしい? 横浜と東京が共存できた要因は見出せるか。現代の東京一極集中を解くにも - ? - 東京の技術的・経済的限界により横浜に頼ったのでは フィールドワークとしては - 横浜のフィールドワークを活かしたことはあんまりない。神奈川は地形を調べつつ復元図を作っている。青木町の地形を歩いて理解したり。 - フィールドから論点を得ることはあまりしてない。横浜に痕跡が残ってないのと資料が豊富だから。ヨーロッパは共同研究なのでフィールドからやった。 - 野心的にはできればよい。今の所はやってない 横浜の話で、マンパワーで設備を補完してというのがあったが、ほかの都市では? - 調べてない - 物資輸送の導入が全国で拡大。たぶんどこでもやっているのでは。 意思決定 - 抜本的に何かを変える巨大設備は民間からは出てこないのではないか。存在しないわけではないが政府の側でやっている。 - 民間の発想をどの程度に見積もるか難しい。意外と近代人なのか前近代的なのか?研究者によって意見が分かれる。明治10年代で民間人が大規模な築港計画を想像できたかというと。