福田:スライド22の関数はスモールfに対して単調に見える。が、ポテンシャル関数は単調 じゃない。なぜ単調じゃない。それはなぜか。どういうふうに考えれれば良いのか。 山本:ポテンシャル関数の横軸はrなので、Nが増えると、fは傾きを変える働きをしている。 福山:前提がよくわからない。企業は出てこないのか? 山本:ない。 福山:賃金はどうか? 山本:ポテンシャルとして賃金を捉えている。 大山:47ページの図の説明をしてほしい。 山本:右側の図は人口が変化している。ある程度まで人口が増加すると凍結すると考えて良 い。ある程度の人口を都市が確保すると凍結するとも考えられる。 羽藤:都市は目的地でも使えるのか。よく行く場所とか頻度とかに代替できるのか。 ある港 がハブになって、支線が増えて行った時に、支線の時間関数が航海技術によって変化 しているので、こういう状況は綺麗に記述できそう。 分岐点がどういう役割をしてい るのかということ評価することが重要。山口の論文にも使えそう。 羽藤:数値計算的にやっているんだよね。解析的にはできないのか? 福田:赤松先生のは解析的にやっている。 羽藤:ボーズアインシュタイン凝縮やベックなどの理論を理解しておくことが重要。 福田:これだとランクサイズルールを説明していないというのは、この定式化を使うと直線 に乗らないということなのか。 山本:そう。 福田:最近では解析的に解ける方法が出てきている。