理論談話会_森部 ■質疑 ・VN 羽藤:バーチャルネットワークの取り方によって計算負荷と精度のトレードオフがある.境界条件によって誤差が変わる. 柳沼:セルの大きさを変えるなどのやり方. ・並列化 羽藤:並列化のところをもう少し精緻にフローを書いてみると自分でアイディアが淡くと思う. 伊藤:詳細に記述するとは具体的にどういうことか. 森部:国立競技場まわりの計算など. 伊藤:詳細な場所のデータの扱い方はどうするか. 森部:PTは必要.PPでPTのデータを補正するが,必ずしもその場所のPPでなくてもいいかと思う・抜け落ち推定モデルは同じ場所のデータが必要. 羽藤:PTは乗り換えもある? 森部:静岡にはあった. 笠原:歩行者や自転車などは? 森部:自動車はSMOOTHで.歩行者の挙動についてはマルコフ連鎖配分でやっていた. 羽藤:公共交通についてはどう?プロビット配分の旅行時間は? 柳沼:旅行時間は不変だったと思う. 羽藤:郊外への路線は遅延が多い.なんで遅延を入れない? 柳沼:BPRタイプではなくて,最後はシミュレーションタイプにいってしまった.配分のモデルを繰り返し回せば良いんだけど.HyoerPathはノード待ち時間があるので遅延を入れている. 森部:2020年の東京の人口データを生成して活動パターンの生成を行っている. 羽藤:マルチモードだったら,鉄道なら車は全部バーチャルでいい.阪高だけやればいいから他はバーチャルだった. 今泉:目的地選択がランダムだったと思うが. 森部:20個ランダムに選んで効用の高いところに行くとしている. 今泉:セルに集約するのはいいかもしれないが,詳細なところでの目的地はきちんと繰り込むべきではと思う. 羽藤:トラジェクトリーベースなら,トラジェクトリーが詳細部にかかっているものはあると思うが.列挙の仕方は色々ありそう. 若林:抜け落ちの真値は? 森部:PTを真値としている. 羽藤:HWOOHが真値としているが,そもそももっと長い場合もある?過剰な観測もあるということ? 若林:過剰もあるが,観測漏れもあるし,Hに戻ったというのもあるし,それについて全部考慮しているか? 羽藤:概念としてはいろいろあるが,deleteだけ示しているという設定だということ. 若林:抜け落ちを評価するならもっと考えるべきかと思った. 羽藤:できるだけ抽象化して捉えておいた方が理論としては強い. 福田:詳細のところを求めるのが主目的だと思ったが,逆向きのところはあるか.中心での影響が広域に与える影響もありそう.自動車でやるのはわかったが,歩行者と公共交通でマルチスケールでやるというのはどういう意味か?自動車なら外から入ってくるのを考慮するのもわかるが. 羽藤:歩行者は車,公共交通とつながるものとして考える.大きなネットワークとつながっている歩行者ネットワークと大きくつながっているとしてインセンティブを与えて空間改変をしたい. 井村:経路のODはPPから決まっている? 森部:各セルに1つずつ設定している.ODの場所に意味はない.