総費用を均等に分担.個人合理性の公準を満たさない.
一人ひとりでやったときから全員でやったときの分を引いて,人数で割った値をもともとの個人のから引く
分離費用を求め,総費用から引いたものが残余.分離費用に足す.
残余を分離費用の比で配分し、分離費用に足す
・個人合理性
・全体合理性
・ダミプレイヤー排除性
・利得の測定法からの独立性
・対称性と無名性
・無関連な代替案からの独立性
・整合性、縮小ゲーム性
・総体的単調性
・提携の戦略上同等性
・順序保存性
・安定性
場合によっては全体提携が不適切なときがある。先に全体の需要が決まっているという考え方ではなく,それぞれの人の需要を足し合わせたものが全体の需要と考える.
(1)n人プレイヤーの共同システムを考える
(2)需要量の順にプレイヤー番号をつける
(3)最も需要量の小さいプレイヤーは,まずみなが自分と同じ量を使うと考えた場合の総費用を分担する
(4)プレイヤー2は1の分担額と同じ額を負担し,その他の人が自分と同じようにした場合の費用を払う
(5)以下、同様に決定する
逐次分担法は6つの公準を満たしている
全体合理性,単調性,クロス単調性,順序保存性,プレイヤーによるインプットがない場合の非負性,最大限度条件
逐次分担法はどの公準も満たし、かつ需要量の小さいプレイヤーに比較的寛容 であり、平均費用法や限界費用法に比べて、優れた方式であるといえる
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